京都のお寺の多くは、拝観料を徴収しています。
一般的な寺院の収入源は、檀家さんからの寄付や、お葬式のお布施などとされています。
が、京都や奈良では、寺院の数が多くて、一寺院あたりの檀家数が少ないため、施設維持のために拝観料が必要という論法です。
それに、国宝・世界遺産級の文化財を一般人に公開するのですから、入場料を徴収するのは理にかなっていると思います。
とは言え、300円(清水寺など)くらいならともかく、1000円を超えると、ちょっと躊躇してしまいます。
また、京都観光をすると、十ヶ寺くらい廻ることになるので、合計金額が半端ありません。
先日の京都観光で、拝観料が一番高かったのが、醍醐寺(三宝院、伽藍、霊宝館セットで1500円)。
調べた限り、京都で最も高い拝観料のようでした。
世界遺産だし、京都駅から結構離れた所にあり、今回を逃すともう来る機会も無いかもしれない・・・
足元を見られているようで躊躇しましたが、せっかくなので参拝することにしました。
で、醍醐寺内を観光していたら・・・
金堂前にお賽銭箱を発見してしまいました!
拝観料1500円に加えて、お賽銭も必要なの?という感じ。
お賽銭は義務ではないかもしれませんが、日本人として素通りすることはできません。
いくら奉納するか散々悩んだ末、お財布にあった、
一円玉4枚を入れることにしました。
これは、
良い縁を祈願するお賽銭だと、自分に言い聞かせながら(笑
ということで、お賽銭が少額のとき、自分を納得させるための語呂合わせを考えてみました。
金額(円) | 理由(こじつけ) |
---|
1 | いい縁 |
2 | (願いが)通じる |
3 | ラッキーナンバー |
4 | 良い縁 |
5 | ご縁 |
6 | 仲睦まじく |
7 | ラッキナンバー |
8 | 末広がり(八) |
9 | 吉、喜 |
10 | 十分 |
11 | いい縁 |
41 | 良い縁 |
45 | 始終ご縁 |
あくまで、拝観料を徴収する寺院専用の語呂合わせです。
参拝自由な神社では、100円以上は奉納するようにしましょうね。
ちなみに、お賽銭は「願いを聞いてもらうためにお金を払う」のではなく、「願いがかなったお礼として奉納する」のが正しいやり方だそうです。
願いが成就していないのであれば、奉納は義務ではありません。
醍醐寺関連の情報を調べていた所、実権が新興宗教に移っているという記事がありました。
>真言宗醍醐派が真如苑に乗っ取られている(
仏教と仏教美術の日々)
拝観料が高いのと関係があるのかな?と思ったfocuslightsでした。