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ラウンドアバウト交差点(環状交差点)の、欠点を語る人が少ないのはなぜ?

最近ラウンドアバウト交差点が注目されています

ラウンドアバウト交差点とは、円形交差点の一種で、信号機を使わずに中央の島の周りを回ることで交通を整理する交差点のことです。

例えば、焼津市の実証実験。
>円形交差点(ラウンドアバウト)の社会実験を行います(焼津市HP
ラウンドアバウト交差点
Copyright City of Yaizu
交差点に進入してくる車は交差点内を直進できないため、交差点への進入速度が抑制され、重大事故の削減に効果があります。
信号機を必要としないため、無駄な待ち時間を作りません。
停電時には、信号機に頼らず円滑な通行の確保が図れます。


ラウンドアバウトを取り上げている記事はどれも、
・信号が無くローコストでメンテナンスフリー
・重大事故がなくなる

など、ラウンドアバウトの利点だけを強調していますが、本当にそうでしょうか?

実証実験などしなくとも、欠点はいくつも想像できます。


ラウンドアバウト交差点は広い土地が必要です


ラウンドアバウトには中央島が必要ですが、多くの場合利用価値の無いデッドスペースになります。
それに、環状道路は通常の交差点よりも広いスペースが必要です。
さらに、交通量によっては衝突防止のための交通島も必要になります。

通常の交差点よりも数倍の土地を必要とする上、四隅の土地を有効に活用できず、都市中央部には不向き。

土地代の安い郊外では、そもそも信号機すら不要な場合も多いことを考えると、ラウンドアバウトが必要な場合ってどのくらいあるのでしょうか。

ラウンドアバウト交差点は、車の優先順位が混乱します


日本の道路交通法では、交差点での優先順位は、特別な場合を除き左方車が優先されることが定められています。
第三十六条  車両等は、交通整理の行なわれていない交差点においては、次項の規定が適用される場合を除き、次の各号に掲げる区分に従い、当該各号に掲げる車両等の進行妨害をしてはならない。
一  車両である場合 その通行している道路と交差する道路(以下「交差道路」という。)を左方から進行してくる車両及び交差道路を通行する路面電車
二  路面電車である場合 交差道路を左方から進行してくる路面電車


ところが、ラウンドアバウト交差点では、ラウンドアバウト内の車に優先順位が与えられています。
2台の車が以下の図のような関係の場合、赤い車が優先です。
ラウンドアバウト02s

これは、ラウンドアバウト内の交通をスムーズに行うための措置だそうですが・・・日本の交通事情では明らかに異質です。

特に、小さなラウンドアバウトでは、進入前なのか、ラウンドアバウト内を通行中なのかがはっきりしない場合もあり、事故の元になると思います。

ラウンドアバウトは信号の無いので、歩行者がいつ渡って良いかわかりません


先日、上賀茂神社に行ったところ、入り口にラウンドアバウト風(ロータリーかも?)な道路がありました。
ラウンドアバウト03s
copyright google/Zenrin 2014

7つの道路が交わる複雑な交差点。
結構交通量も多かったのですが、信号機が無く、いつまで待っても渡るタイミングがつかめませんでした。
その上、どの車もウインカーを出さずに急に曲がってくるため、危険極まりないと感じました。

ラウンドアバウトの最大の欠点。
それは、
ラウンドバウトに進入するときも出るときも「自分は直進で優先」という錯覚に陥り、ウインカーを出さないこと。
そして、円周方向ばかりみていて、歩行者が目にはいらないこと。
です。

ラウンドアバウト交差点が増えると、交差点での歩行者との事故が急増すると思います。

以前、海外でランドアバウトを見かけた時には、入り口、出口に小さなコブ(Bumps)が作られていて、スピードが出せないようになっていました。

Bumpsを作ると渋滞の原因になりますが、歩行者保護には必要・・・
となれば、普通の信号機でも良いのでは?とfocuslightsは思います。


まぁ、ドリフトの練習には良さそうですがね。

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