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偽装古紙大手5社、社会貢献活動に10億円

環境保護への貢献が条件、基準外の紙納入容認へ…環境省(2008年1月28日03時23分 読売新聞)
基準外を容認って、そんなこと法律上許されるのでしょうか?調べてみました。

いつ頃のことかははっきりしませんが、気が付くと世の中には再生紙というものであふれていました。
古紙を運搬するコスト、分別するコスト、漂白するコストをトータルで考えたとき、再生紙ってどうなの?
と常々疑問に思っていましたが、いまはそのことには触れないことにします。
(ここでいうコストとは、費用、エネルギー、環境負荷等も含めたコストを指しています)

再生紙が普及する拠り所となっているのが、”グリーン購入法”というもの。
正式には
"国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律" (平成十二年五月三十一日法律第百号)
というもの。

名前のとおり、国など(官公庁、地方公共団体、独立行政法人)に"環境物品"の購入推進の努力義務を課した法律です。
コピー用紙は、古紙配合率100%で白色度70%以下と報道されていました。
(他にも、印刷用紙は古紙配合率70%など)

ところが、読売新聞に掲載されていたのが、上記記事。

これは環境省自ら法律違反か?と思い調べてみたところ、
グリーン購入法の条文には配合率、白色度といった言葉はおろか、"古紙"という言葉すら定義されていませんでした。

また、条文上では”選択するよう努めなければならない。”となっており、単なる努力目標。
ということで、基準外の用紙納入を容認することは問題なさそうです


あえて問題を探すとすると、上記のような古紙含有率や白色度の基準は、
別途”環境物品等の調達の推進に関する基本方針
というもので、定義することになっていて、これの変更手続きが正しく行われているのか?ということ。

古紙の配合率や白色度などはこの基本方針で定義されているわけですが、
基本方針は”環境大臣は、あらかじめ各省各庁の長等と協議して基本方針の案を作成し、閣議の決定を求めなければならない”(六条3項抜粋)
となっているので、マスコミ報道先行ではなく、正規の手続きを踏む必要があります。

もう一点は、
”都道府県、市町村及び地方独立行政法人は、第一項の方針を作成したときは、当該方針に基づき、当該年度における物品等の調達を行うものとする”(十条3項抜粋)
となっていますので、年度途中の変更をどのように解釈するかということでしょうか。

緊急避難だからしょうがないという論調ですが、そんな軽々しく緊急避難なんて言葉を持ち出してほしくないなぁという感じです。

環境改善にたいして10億円だしますという、偽装各社の発表がありましたが、経営陣個人ではなく、会社の金。
すくなくとも関係各社の全経営陣が総退陣しないと再納入はみとめない。くらいの意気込みは必要なのではないでしょうか。


古紙偽造、みんなでやれば怖くない。というのはいただけないとfocuslightsは思います。
業界ぐるみでは無いと製紙連のかたはおっしゃっているみたいですが、配合率談合(カルテル)といってもいいと思います。
どこかに、偽装をコーディネートした人が居るんでしょうね。

ちなみに製紙大手のうりあげ
王子製紙 1兆2,138億円(2006.3 連結)
日本製紙 1兆1,522億円(2006.3 連結)
三菱製紙 1,519億3,500万円(2006.3 連結)
大王製紙 3,914億6900万円(2006.3 連結)
北越製紙 1,351億円(2006.3)

間違っていたらごめんなさい。ご指摘があれば訂正します。

最近、オフィスに納入される紙が真っ白になりました。
偽装うんぬんはともかく、白い紙は美しいとおもいます。
この機会に、グリーン購入法なんて廃止しちゃえば?というのを結論にしたいと思います。

2008/2/26
グリーン購入法は、法案ではなく既に法律なので、”廃案”という表現は正しくないとのご指摘をいただきました。
ありがとうございました。



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