川崎市長は頭がおかしいのではないか?と思う
川崎市長が、福島県の廃棄物を受け入れるとの決定したそうです。
本当に受け入れるのであれば、リコールされても仕方ないと思います。
>放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはない。安心してほしい
といっていますが、福島県の廃棄物に「放射能汚染されてない」ものなどありえません。
4/13日時点の福島県(双葉郡)の大気中の放射線量は2.1uSv/h。
神奈川県(茅ヶ崎市)の0.058uSv/hに比べ36倍もの放射線量です。
この空気に長時間(1ヶ月)以上さらされた廃棄物を持ち込めば、川崎市の処理場周辺および焼却時の排ガスの放射線量は高くなるでしょう。
(福島市の露地シイタケの出荷自粛(800Bq/kg)からも明らかです)
おそらく、川崎市の言うところの、
>放射能汚染が確認された廃棄物
とは、
・「直ちに健康に悪影響を及ぼす可能性の無い」という意味か、それとも、
・「放射線量を測定しないから確認されない」のどちらかでしょう。
感情論はこの辺にして、どの程度から、「放射能汚染された廃棄物」なのか調べてみました。
廃棄物の放射線量に関しては、「低レベル放射性廃棄物」が基準になると思いました。
が・・・・
「低レベル放射性廃棄物」とは、「高レベル放射性廃棄物」に比べて低いというだけで、法律上の基準は無いそうです。
が、運用上、一般産業廃棄物として問題ないとする放射能量を「クリアランスレベル」として扱っているようです。
http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/haishisochi/clearance/index.html
年間線量で定義されても、核種によって違うので計算しづらいですね。
もっと明確なのが、こちら(文部科学省令)
137Csで100Bq/kgとのこと。
川崎市長さん。
137Csで100Bq/kg以上は「放射性廃棄物」ですからね。
よーく、覚えておいてくださいよ。
川崎市民じゃないので、リコールする権限を持たないfocuslightsでした (笑
ちなみに、廃棄物埋設事業に関する規則の告示に低レベル放射性廃棄物に貼付する「ラベル」が規定されているようです。(告示の原文は見つけられませんでした)
経済産業大臣の定める標識:
廃棄体表面線量率:0.5mSv/h以上は、レベルに応じ色帯標識(白、橙、赤)
(日本原子力研究開発機構 JAEA-Review p.8)
本当に受け入れるのであれば、リコールされても仕方ないと思います。
被災地の災害廃棄物受け入れで、苦情など殺到2000件超/川崎市 (yahoo/カナコロ)
宮城、福島両県など東日本大震災の被災地の復興支援として、川崎市の阿部孝夫市長が災害廃棄物を市内に移送し処理する方針を表明したことが波紋を広げている。市民から「放射能汚染が拡散しないか心配」など、これまでに苦情や問い合わせが2千件超と殺到。困惑する市は「誤解があるようだが、放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはない。安心してほしい」としている。
市環境局によると、8日から13日午後5時までに寄せられた苦情や質問、問い合わせは2千件以上。処理計画課には13日の日中だけで430件の電話があった。12日に福島第1原発事故が国際評価尺度で「レベル7」に引き上げられたことを受け、問い合わせが急増しているという。
子どもを持つ女性らから「安全性は大丈夫なのか」「焼却で放射能がまき散らされないか」など不安や心配する声が中心。「受け入れをやめろ」「何を考えているんだ」など声を荒らげるケースもあるという。
同課の5本の電話は鳴りっぱなしの状態で、職員は「安全が確認されるまでは絶対に受け入れません」などと対応に追われている。市は13日、市のホームページに廃棄物受け入れに関するQ&Aの掲載を始めた。
災害廃棄物をめぐっては、阿部市長が7、8の両日、福島、宮城の被災自治体を訪問。首長らと物的・人的支援について話し合い、災害廃棄物(粗大ごみ)についても積極的な支援を約束している。市は2007年の中越沖地震で発生した新潟県柏崎市のごみを貨物列車で輸送し、市内で処理した実績がある。
同局は「災害廃棄物の受け入れは、国や関係自治体と協議しながら検討していく。放射能を帯びた廃棄物は、低レベルであっても移動は禁止されている。本市で処理することはない」として、市民に冷静な対応を求めている。
>放射能汚染が確認された廃棄物を持ち込むことはない。安心してほしい
といっていますが、福島県の廃棄物に「放射能汚染されてない」ものなどありえません。
4/13日時点の福島県(双葉郡)の大気中の放射線量は2.1uSv/h。
神奈川県(茅ヶ崎市)の0.058uSv/hに比べ36倍もの放射線量です。
この空気に長時間(1ヶ月)以上さらされた廃棄物を持ち込めば、川崎市の処理場周辺および焼却時の排ガスの放射線量は高くなるでしょう。
(福島市の露地シイタケの出荷自粛(800Bq/kg)からも明らかです)
おそらく、川崎市の言うところの、
>放射能汚染が確認された廃棄物
とは、
・「直ちに健康に悪影響を及ぼす可能性の無い」という意味か、それとも、
・「放射線量を測定しないから確認されない」のどちらかでしょう。
感情論はこの辺にして、どの程度から、「放射能汚染された廃棄物」なのか調べてみました。
廃棄物の放射線量に関しては、「低レベル放射性廃棄物」が基準になると思いました。
が・・・・
「低レベル放射性廃棄物」とは、「高レベル放射性廃棄物」に比べて低いというだけで、法律上の基準は無いそうです。
が、運用上、一般産業廃棄物として問題ないとする放射能量を「クリアランスレベル」として扱っているようです。
クリアランス制度 (電気事業連合会)
運転中・解体中に発生する廃棄物の中には、安全上「放射性物質として扱う必要のないもの」も含まれていました。これらのものについては、放射能を測定し安全であることを確認し、国のチェックを受けた後、再利用できるものはリサイクルし、できないものは産業廃棄物として処分することとしています。この制度がクリアランス制度です。
クリアランス制度に基づき、放射性物質として扱う必要の区分をする放射能レベルを、「クリアランスレベル」といいます。
クリアランスレベルは、さまざまな事例を想定した計算結果から、金属やコンクリートが、どのように再利用されても、また廃棄物として埋め立てられたとしても、それらに起因する放射線からの人体への影響は無視できるレベルとして、それに起因する身体への影響が1年間あたり0.01ミリシーベルト以下としています。また、この値は自然界からうける影響の200分の1以下であり、国際的に認められています。
http://www.fepc.or.jp/present/nuclear/haishisochi/clearance/index.html
年間線量で定義されても、核種によって違うので計算しづらいですね。
もっと明確なのが、こちら(文部科学省令)
137Csで100Bq/kgとのこと。
川崎市長さん。
137Csで100Bq/kg以上は「放射性廃棄物」ですからね。
よーく、覚えておいてくださいよ。
川崎市民じゃないので、リコールする権限を持たないfocuslightsでした (笑
ちなみに、廃棄物埋設事業に関する規則の告示に低レベル放射性廃棄物に貼付する「ラベル」が規定されているようです。(告示の原文は見つけられませんでした)
経済産業大臣の定める標識:
廃棄体表面線量率:0.5mSv/h以上は、レベルに応じ色帯標識(白、橙、赤)
(日本原子力研究開発機構 JAEA-Review p.8)