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yahooベストアンサーが信じられない。(SPF豚と生ハムの安全性について)

以前生ハムに関するエントリを書いたことがありますが、その際に調べたyahoo知恵袋。
Q:生ハムは豚肉ですが、なぜなまで食べられるのですか?

A:逆に、なぜ豚肉の生食が忌避されるか?
→生の豚肉はE型肝炎ウィルスなど特定の病原菌、寄生虫に感染している可能性があるから。
これらの感染の恐れがないことが確認されていれば、生で食べても問題はありません。
普通のハムは加熱してあるので病原菌、寄生虫が活きている心配はありません。
生ハムは加熱をしていませんが、水分の減少その他の理由で心配はありません。
ちなみに、特定の病原菌や寄生虫に感染しない環境で産み育てられた「無菌豚(SPF豚)」は、
本当に生でも食べられます。
→http://j-spf.com/(yahoo知恵袋)

えええええええ?

SPFとは無菌豚のことではありません。
また、E型だけでなく、すべての肝炎ウィルスはSPFの保証外です。
回答者、ド素人でしょ?

SPFとは、Specific Pathogen Free。
「指定された病原体をもっていない」という意味で、「特定疾患不在豚」のこと。(wikipedia)

日本SPF豚協会」が規制対象にしている病気:
オーエスキー病、豚流行性下痢症、伝染性下痢症、萎縮性鼻炎、マイコプラズマ肺炎、豚赤痢、サルモネラ・コレラ・スイス感染症、トキソプラズマ病
を持っていないということだけですから。
これらは、豚の健康を考えて定められているのであって、人間の健康のためではありません。
(健康な豚は、よい肉質になるという発想です)
決して、無菌でも安全というわけでもありません。

Wikipediaにも
>生食をしても問題ないと誤解されているが、E型肝炎感染のおそれは残るため、SPF豚肉といえども加熱調理は必須。(wikipedia)
と記載されています。

また、「日本SPF豚協会」のQ&Aサイトにも、生食しないようにと、はっきりと記載されています。
SPF豚に関するQ&A
Q:「SPF豚肉は生で食べられるのでしょうか?」

A: 豚肉を生で食べることにどのような意味があるのでしょうか。いくら清潔な環境のSPF豚農場で飼育された豚の肉であっても、生で食べるべきではありません。古来、「豚肉は良く加熱しないと危ない」といわれてきましたが、昨今問題視されているE型肝炎などの感染から身を守るためには、SPF豚肉といえども加熱調理は必要です。SPF豚肉を安心して美味しく食べるためには加熱し過ぎに注意しつつ、正しく調理することが肝要です。SPF豚肉の芳醇な風味をお楽しみ下さい。(日本SPF豚協会)


さも引用したかのように書いてありますが、全くの誤りです。
知っていてやっているのであれば、悪質ですね。


SPFは正常な環境で育てられるため、肉質がよいといわれています。
が、無菌豚ではありません。
ブタの生食で恐いのは有鉤嚢虫と旋毛虫ですが、ウイルス・細菌感染のリスクまで含めるとSPFといえども生食すべきではありません。

Yahoo知恵袋でベストアンサーに選ばれていても、正しいとは限りません。
というか、質問した人=よくわかっていない人がベストアンサーを選ぶということは、むしろ信憑性に疑問がつくのでは?と思います。


豚に限らず、牛、鳥、馬など、すべての肉を生食しないように気をつけています。
が、魚を生食(刺身)で食べるのも、同じことなんだよなぁ。とfocuslightsは思います。

こちらもご覧ください:
生ハムはどうして安全なんだろう?いや安全なはずがないと思った (2009-05-11)

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