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「IE6を永眠させるべき10の理由」が理由になっていないことについて

ITmediaに「IE6を永眠させるべき10の理由」という記事がありました(eWeekの翻訳)
でも、これが、全く理由になっていなくて、著者の思考能力を疑ってしまう内容でした。

1~10の日本語はITmediaから、カッコ内は元記事のeWeekより。


1. とても醜い(It's brutally ugly)
見た目が醜い。って、それは永眠させる理由になるのでしょうか?
それより、IE6のどこが醜いのでしょうか?

2. パワーがない(It's underpowered)
処理能力が低いって、どういう指標でしょうか?
最近の高速JavaScriptエンジン競争って、ユーザーの利便性に関係あるとは思えないのですが。

3. 大きなセキュリティホール(Security, anyone?)
Firefoxがあれほど頻繁にバージョンアップするのだって、セキュリティホールつぶしでしょ?

4. 評判の問題(Reputation matters)
意味不明。
マイクロソフトの評判がeWeekの記者になんの関係があるのでしょう?
ましてや、ユーザーがIE6から乗り換える理由とは何の関係もありません。

5. 互換性がない(Compatibility)
同ブラウザは新しいWeb標準の多くに対応していない。ってXHTML?それともCSS2でしょうか。
とりあえず、今はそんなもの無くても困りませんよね?

6. Googleに捨てられた(Google says goodbye)
Googleが捨てたから、永眠させるべき?
それって、理由になっているのでしょうか?
だったら、iPhone(Android)もWindows(ChromeOS)もFirefox(Chrome)もニコニコ動画(youtube)も捨てられるべき?
ちなみに、2010/3/14現在、IE6でyoutubeにアクセスすると警告がでますが、何不自由なく使えるようです。

7. 世界の嫌われ者(The world hates it)
eWeekの記者は、「自分が世界」だと思っているのでしょうね。
マスゴミにありがちな姿勢です。

8. Microsoftさえ忘れたがっている(Even Microsoft wants to forget about it)
マイクロソフトは新バージョン(IE8)に乗り換えて欲しいと思っているでしょう。
ちなみに、IE6は2014年までサポートされるそうです。http://journal.mycom.co.jp/news/2009/08/12/023/index.html

9. ユーザーのIE離れの原因に(It moves users to other browsers)
IE6からの乗り換えにIE7/8でなく競合ブラウザが選ばれているってことだそうですが、ユーザーや記者に何か関係がありますか?

10. IE6はもう時代遅れ(It's obsolete)
「以上の問題から分かるようにIE6は時代遅れだ」って、これまでの議論からは全く読み取れません。


結局この記事からは、ユーザーがIE6から乗り換えなければならない理由が何一つ述べられていません。

いや、この記事だけでなく、Webにある「IE6くそくらえ」と主張する記事の多くは、「Webを提供する側」の視点であって、ユーザー側ではありません。
コンテンツを提供する側は、IE6への対応がかなりの負担になっているのでしょうが、ユーザーには関係ありません。
その割に、デザイナーはIE6のアクセスを遮断する勇気も持ち合わせていません。
IE6がなくなってくれればいいなと愚痴をたれているだけのように見えます。


IE6がいまだ使われているのは、その他のブラウザに乗り換えるだけの理由が無いからです。

IE6に比べてfirefoxが優れている点って、一体なんでしょう。
起動は遅く、メモリ消費量はIE6の2倍。
(googleページ表示時のメモリ消費量(XP sp3)IE6:22,412kb firefox3.6:44,072kb)

そのわりに、タブブラウジング以外に主だった違いはありません。

いや、むしろfirefoxのほうが、互換性が低いのではないかと思います。
Firefox3.6で、公式サイト(http://mozilla.jp/firefox/)にアクセスしてみたところ、レイアウトが破綻していました。
左firefox 右IE6
左:firefox3.6 右:IE6

自分のところの公式ページすらまともに表示できないfirefox。なぜそんなブラウザに乗り換える必要がるのでしょう?
IE6ではちゃんと表示できるのに。


firefoxは、今までは、タブを複数開いている場合、新しいタブは一番右端に開きましたが、バージョン3.6では、アクティブタブのすぐ右隣に開くようになりました。
元の動作に戻したければ、about:configを使って簡単に戻せる機能ですが、強制バージョンアップ後のデフォルト動作を変更するとはmozillaとはなんと横柄な組織なのでしょうか。
自分たちがすぐ右隣に開くほうが便利だと思った。だから一般ユーザーもそうやって使えと言わんばかりの態度です。

最近ではfirefoxのシェアが増大しているので、何をしても許される。そう思っているmozillaは、かつてのAppleやAdobeと同じ道を歩んでいるようにfocuslightsには見えます。

コメント

Secret

Re: レイアウト破綻の件

> Mozillaはサイトを修正
そうでしたか、情報ありがとうございました。
普段、こういった事はMSについては良く伝えられるのですが。
これからも面白い記事を楽しみにしています。

Re: レイアウト破綻の件

> 抗議ではありませんので。
> 私のFirefox 3.6で上記公式サイトにアクセスしてみても、レイアウトは全く乱れません?
> この、Firefox3.6で、公式サイトにアクセスするとレイアウトが破綻しているというのはMozilla側の問題なのでしょうか?

コメントをいただいたので確認したところ、Mozillaはサイトを修正したようです。
もとは、トップページが2段組で、セキュリティ関係の紹介があったのですが、さくじょされていました。

レイアウト破綻の件

抗議ではありませんので。
私のFirefox 3.6で上記公式サイトにアクセスしてみても、レイアウトは全く乱れません?
この、Firefox3.6で、公式サイトにアクセスするとレイアウトが破綻しているというのはMozilla側の問題なのでしょうか?
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